トヨタ:小型スポーツカー「86」来春発売-運転の楽しさ提案

トヨタ自動車は、富士重工業と 共同開発の小型スポーツカー「86」(ハチロク)を来春に投入する と発表した。水平対向エンジンのスポーツカーで、自動車の魅力であ る運転する楽しさ、所有する喜びを提案するという。

トヨタの豊田章男社長は同日、静岡県の富士スピードウェイで記 者団に対し、「馬から車に100年前に変わったが、いまだにわくわ くどきどきのホースレースは残っている」と述べ、「こういう時代だ から、わくわくどきどきの車はフルラインのなかに絶対必要と思う」 と強調した。

量産4人乗りスポーツカーとしては世界最小サイズを実現。後席 シートを前倒しすると、スポーツ走行用のタイヤ4本や工具類、また はゴルフバッグ2本まで収納可能。最高許容回転数は毎分7000回転 以上、最高出力200馬力(PS)を発揮し、加えて燃費もスポーツ カーでありながら、2リットルエンジン搭載のセダンに匹敵する環境 性能を確保。総排気量1998CC、駆動方式はFR(フロントエンジ ン・リアドライブ)。

最近は低燃費や環境性能の高い車に人気が集まり、国内メーカー からはスポーツカーの新車投入が途絶えていた。トヨタはほかにも 「MR2」(累計11万台販売)、「スープラ」(同12万台)、 「セリカ」(同86万台)などのスポーツカーを揃えていたが、現在 はいずれも販売を停止している。

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