ゴンサレスパラモ理事:ECBは現時点で流動性の追加供給必要なし

欧州中央銀行(ECB)のゴ ンサレスパラモ理事は、必要とあればECBは金融機関に流動性の追 加供給を行うが、現時点でその必要性は認められないとの見解を示し た。

ロンドンのイベントに出席したゴンサレスパラモ理事は、ECB は金融機関に対するより長期の融資提供や担保規制の緩和をすべきか との質問に対し、「仮に必要性が高まればそのような対応をするであ ろう」と回答したものの、「現時点でそういった判断には至っていな い」と述べた。

ECBは既に、金融機関の必要に応じて無制限に資金を貸し出し ており、基準金利で最長1年の融資を提供している。今月、政策金利 を引き下げた同中銀は、ソブリン危機で混迷を深める金融市場の緊張 を和らげようと国債やカバード債の購入も実施している。

ゴンサレスパラモ理事は、「市場は流動性に溢れている」ことか ら、「流動性の不足」が問題なのではないと指摘。ひっ迫が見られる のは「一部の市場セグメント」に過ぎないと付け加えた。

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