パナソニック:マレーシアで太陽電池を一貫生産-海外初、450億円

パナソニックは25日、マレーシ アに太陽電池工場を新設すると発表した。450億円を投じて来年12月 に稼働させウエハーからモジュール(半製品)まで一貫生産する。円高 に対応した措置で、同社が海外で太陽電池を一貫生産するのは初めて。

新工場の年産能力はセル換算で300メガワット(MW)を予定。稼 働により同社全体の生産能力を、来年末には同換算で900MWまで押し 上げる計画。

子会社である三洋電機の前田哲宏常務執行役員は同日夕、大阪市内 で会見し、海外立地による技術流出の可能性について「プロセスのブラ ックボックス化などで防げると考えている」と語った。会見は都内にも 中継された。

パナソニックはプラズマテレビ用パネルの尼崎第1工場(兵庫県尼 崎市)を太陽電池生産に転用する計画だったが撤回。広報担当の門田晃 氏によると海外移転は円高を受け「最適な生産体制を構築する」ことが 目的で、インフラや労働力の質などの観点からマレーシアが選ばれた。

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