仏金融市場庁長官:超高速取引を批判-EUに規制改革の強化求める

フランス金融市場庁(AMF) のジュイエ長官は24日、欧州連合(EU)が提案した金融市場に関 する規制改革の一層の強化を求めるため、超高速取引と「不透明」 な市場を批判した。

ジュイエ長官はパリでの講演で、「超高速取引の行き過ぎた発達 が市場機能を危険にさらしている」と発言。欧州証券市場監督局(E SMA)には、こうした取引の「詳細なルール」を設定するための 権限が与えられるべきだと訴えた。

同長官は2007年に導入された現行のEU市場ルールは、規制の 行き届いた市場にトレーダーを導くことに「完全に失敗した」と述 べた上で、EUの行政執行機関である欧州委員会が先月提示した改 革案は市場の不透明性に拍車を掛ける恐れがあり、修正が必要だと の見解を示した。

EU案は超高速取引やアルゴリズム取引サービスを提供する企 業に対し、リスク管理体制が十分整っていることなどを自ら証明す ることを義務付けている。新規制の発効には、EUの最終案への各 国政府と欧州議会の承認が必要。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE