ブラジル金利先物の金利低下、大統領の利下げ示唆で-レアルも下落

ブラジル市場では大半の金利先物 取引で、金利が低下した。ルセフ大統領が経済成長てこ入れで同国に は金融政策を活用する余地があると発言したことが材料視された。

金利先物2013年1月限の金利は14ベーシスポイント(bp、1 bp=0.01%)低下して9.76%と、過去最低を記録。通貨レアルは

1.7%安の1ドル=1.8980レアルと、前日の1.8662レアルから下落。 一時は10月4日以来初めて1.90レアルを突破した。

トレーダーの間で利下げ加速観測が強まっているのは、ルセフ大 統領が23日の会合で欧州債務危機の波及を逃れるためブラジルは「金 融政策の活用」が可能と発言したため。財務省の23日の発表によると、 7-9月期の経済成長率は10四半期ぶりの低水準となった。

スクアント・インベスチメントス(サンパウロ)で資産運用に携 わるマウリシオ・フンケイラ氏は電話インタビューで大統領の発言に ついて、「市場は、政府が海外の危機を利下げ機会に利用しようとして いると解釈した」と指摘。国外の危機がブラジル経済の重しになると の中銀の主張が通りつつあると述べた。

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