AT&T:過去最大40億ドルの費用計上へ-Tモバイル買収めぐり

米通信大手AT&Tは、ドイツ テレコムの米携帯サービス部門TモバイルUSAを390億ドル(約 3兆円)で買収する計画が頓挫するリスクに備えるため、過去最大と なる40億ドルの一時費用を10-12月(第4四半期)に計上する見 通しだ。

AT&Tとドイツテレコムは、米司法省からの承認を得ることに 集中するため、米連邦通信委員会(FCC)への一部申請を取り下げ た。両社が別々に24日に発表した。

エスピリト・サント銀行のアナリスト、ウィル・ドレイパー氏 (ロンドン在勤)は「このことから分かるのは、AT&Tの監査役が 買収計画は失敗する可能性があるとの結論に達し、同社は費用計上を 迫られたということだ」と指摘。同氏はドイツテレコム株の保有を推 奨しているが、AT&Tについては投資判断を行っていない。買収計 画が成功する確率は25%から約10%に下がったとの見方を、ドレイ パー氏は示した。

司法省は8月、買収計画の差し止めを求めて提訴。AT&TとT モバイルが統合すれば、米携帯電話サービス会社4社のうち1社がな くなり、競争が阻害されると主張している。

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