ユーロ圏から複数国が離脱も、有権者の不満が引き金に-インベスコ

米資産運用会社インベスコの チーフエコノミスト、ジョン・グリーンウッド氏は、欧州の有権者の 間で緊縮策や救済パッケージに対する不満が高まり、ユーロ圏から少 なくとも1国が離脱するだろうとの見通しを示した。

グリーンウッド氏は同社ウェブサイトでのインタビューで「最終 的に1国または複数の国がユーロ圏を離れるだろう」と述べ、「根本 的な問題ある。それは成長率と生産性、さらに労働に対する倫理観が 異なる2つの経済圏から成り立っていることだ」と説明した。

同氏はドイツやオランダなどの北方に位置する国々とギリシャや スペインなどの南欧諸国について言及し、「こうした国々を1つの共通 した通貨連合にまとめたことが競争面で大きな相違を引き起こしてき た」と論じた。

グリーンウッド氏は、「北の有権者はこれ以上、救済する必要はな いと主張する公算が大きいのに対し、南欧の有権者は一段の緊縮策を 拒否することから、通貨連合の分裂を促す」と分析した。

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