イタリア首相:EU財政安定成長協定、03年の独仏違反で信頼失う

イタリアのモンティ首相は、8年 前の独仏両国の違反によって失われた欧州連合(EU)の財政安定成 長協定への信頼を回復するためには、違反すれば制裁が自動的に発動 する財政協定が必要との見解を示した。

モンティ首相は24日、仏ストラスブールで、メルケル独首相と サルコジ仏大統領と共同記者会見し、「財政安定成長協定の過去の信用 失墜の主な原因はドイツとフランスが2003年に協定を守らなかった ことにある」と発言。「これは大きな誤りだった。誰もがそれを認めて いると思う」と語った。

03年11月、独仏両国は、財政赤字の対国内総生産(GDP)比 を基準の3%まで引き下げる期限の1年間延長が認められた。この措 置についてスペインなど4カ国は、期限延長を認めれば財政規律が損 なわれユーロが打撃を受けるとして反対していた。

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