ベルギー:国王が社会党党首に予算協議再開を要請-債券利回り急上昇

ベルギー国王アルベール2世は、 ワロン系社会党のディルポ党首に予算協議を再開し、連立政権を発足 させるよう要請した。同国は前回の総選挙からすでに529日が経過し ており、2012年予算を編成して赤字を削減し、欧州連合(EU)の制 裁を回避しなければ、信用格付けの引き下げに追い込まれる状況とな っている。

ベルギー国王は、連立協議を主導する立場を降りたいというディ ルポ党首の要請を却下し、関係する6党に連立政権発足への協力を求 めた。王室が23日、国王とディルポ党首(60)との会談後に発表した。 ベルギー国債は24日に急落し、利回りは11年ぶりの高水準に達した。

6党による連立協議は今週、来年の財政赤字を国内総生産(GD P)比2.8%に削減する方法をめぐって対立し、決裂した。同国の財 政赤字は来年にはGDP比4.6%に拡大することが予想され、うまく 対処できなければ、EUの制裁対象となりかねない。米格付け会社ム ーディーズ・インベスターズ・サービスは先月、ベルギーの信用格付 けを引き下げ方向で見直すと発表した。現在の格付けは投資適格級で 2番目に高い「Aa1」。

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