英国債:10年債下落、利回り2.16%-ドイツ債よりも底堅く

24日の英国債市場では10年 債相場が下落し、利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)上昇の2.16%となった。

10年債利回りは23日には2.104%まで下げ、ブルームバーグ がデータ集計を開始した1992年以来の最低を付けていた。同国債 (表面利率3.75%、2021年9月償還)価格はこの日、0.165下げ

113.955。一方、ドイツ10年債利回りは2.19%と、前日から5b p上昇した。

モルガン・スタンレーの債券ストラテジスト、アンソニー・オブ ライエン氏(ロンドン在勤)は、「イングランド銀行(英中央銀行) が引き続き市場介入している。買い手がまだいることから、英国債は 恐らくドイツ国債を上回るパフォーマンスとなるだろう」と述べた上 で、「ドイツ国債に関しては現在、買い手よりも売り手の方が多い」 と指摘した。

日本の財務省のデータによると、日本人投資家による1月から9 月末までの英国債の購入は1兆5300億円に達し、このままなら年間ベ ースで2008年以来最大になる見通し。一方、ドイツ国債は約1兆 4600億円が売却された。

ブルームバーグと欧州証券アナリスト協会連合会(EFFAS) がまとめた指数によると、英国債の年初来のリターン(投資収益率) はプラス16%。これに対しドイツ国債はプラス7.2%、米国債はプ ラス9.8%となっている。

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