11月の独Ifo景況感:106.6に上昇、予想外-5カ月ぶりプラス

ドイツのIfo経済研究所が まとめた11月の独企業景況感指数は予想に反して上昇し、5カ月ぶ りのプラスとなった。欧州債務危機の悪化にもかかわらず、ドイツで は景況感が高まったことが示された。

24日発表された11月の独Ifo企業景況感指数は106.6と、 前月の106.4から上昇した。ブルームバーグがまとめたエコノミス ト40人の調査中央値では105.2への低下が予想されていた。

INGグループのエコノミスト、カールステン・ブルゼスキ氏 (ブリュッセル在勤)は統計発表前、「ドイツは実際のところ強い立 場にあり、受注も引き続き順調だ」とし、「雇用市場と国内消費が持 ちこたえる限り、本格的なリセッション(景気後退)は予想しない。 単なるソフトパッチ(一時的な軟化局面)になるのだろう」と語った。

債務危機の深刻化でユーロ圏のドイツ製品への需要が減退する中、 欧州一の経済大国であるドイツでは景気減速の兆候が出ている。同国 の失業率は20年ぶり低水準付近で個人消費を支えているものの、ド イツ連邦銀行(中央銀行)は今週、2012年の経済成長率見通しを

0.5-1%とし、これまでの1.8%から引き下げた。

11月のIfo現状指数は116.7と前月から変わらず。期待指 数は97.3で10月の97.0を上回った。

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