香港株(終了):上昇-中国預金準備率の一部引き下げを好感

香港株式相場は上昇。中国当局が 農村部の一部銀行を対象に預金準備率を引き下げたことで、今後さら に緩和措置が取られるとの観測が高まった。

広東省で不動産開発を手掛ける雅居楽地産(アジャイル・プロパ ティ・ホールディングス、3383 HK)は13%高。時価総額で中国3位 の銀行、中国農業銀行(1288 HK)は2.6%上げた。中国国有電力会社 傘下の華能国際電力(902 HK)は5.3%上昇。当局が電力料金を値上 げする可能性があるとの一部報道が買い材料となった。

衣料小売りのエスプリ・ホールディングス(330 HK)や中国2位 の保険会社、中国平安保険(集団、2318 HK)も買われた。

ハンセン指数は前日比70.67ポイント(0.4%)高の17935.10で 終了。ドイツ政府が23日実施した10年物国債入札で応札額が募集額 を下回り、欧州債務危機の深刻化が懸念される中で同指数は一時

1.2%安まで下げた。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比1%高 の9566.29で引けた。

パイパー・ジャフレー・アジア・セキュリティーズのプリンシパ ルセールストレーダー、アンドルー・サリバン氏は、アジアの投資家 にとって「中国の預金準備率一部引き下げが支援材料となった。これ は将来の追加緩和の可能性を示唆するものだ」と語った。

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