ドイツ:7-9月GDP改定値、前期比0.5%増-支出増が成長支援

ドイツ経済は7-9月(第3 四半期)に成長ペースが持ち直した。欧州債務危機でユーロ圏がリ セッション(景気後退)の瀬戸際にあるものの、ドイツでは家計と 企業の支出が増加したことが寄与した。

ドイツ連邦統計庁が24日発表した7-9月期国内総生産(G DP)改定値(季節調整済み)は前期比0.5%増と、今月15日公 表の速報値と一致した。4-6月(第2四半期)は0.3%増だっ た。7-9月期GDPは前年同期比では2.6%増加した。

7-9月期の個人消費は前期比0.8%、設備投資は同2.9% それぞれ増えた。

債務危機の深刻化でユーロ圏からドイツに対する需要が減少 する中、欧州一の経済大国であるドイツで景気減速の兆候が出てい る。同国の失業率は20年ぶり低水準付近で消費者の支出を支えて いるものの、ドイツ連邦銀行(中央銀行)は今週、2012年の経済 成長率見通しを0.5-1%とし、これまでの1.8%から引き下げ た。

デカバンクのエコノミスト、アンドレアス・ショイアレ氏(フ ランクフルト在勤)は「資金を蓄える場所がないことから、ドイツ の家計は単純に支出することを決めたのかもしれない」と述べ、「当 社がマイナスと予想している10-12月(第4四半期)に、個人消 費が安定要因となる可能性がある」と語った。

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