アジア株:日本除くMSCI指数、上昇-中国の引き締め緩和観測で

24日のアジア株式市場では、日本 を除くMSCIアジア太平洋指数が上昇。中国当局がインフレ抑制策 を微調整する可能性があるとの見方が買い材料となった。一方、米格 付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による日本国債 の格下げ懸念が高まる中、日本株は売られた。

不動産開発の雅居楽地産(アジャイル・プロパティ・ホールディ ングス)は香港市場で13%高。最近の株価下落は行き過ぎとの見方が 広がった。一方、日本市場では任天堂が下落。コマツを中心に機械株 も値下がりした。

MSCIアジア太平洋指数(日本を除く)は前日比0.3%高。前 日は先月6日以来の安値で引けていた。一方、MSCIアジア太平洋 指数は日本時間午後3時22分現在、前日比0.3%安の110.05。同指数 を構成する10業種全てが値下がり。このまま推移すると終値ベースで 先月5日以来の安値となる。

AMPキャピタル・インベスターズの投資戦略責任者シェーン・ オリバー氏(シドニー在勤)は「ドイツが抱える高水準の公的債務に 市場はようやく気付いた」とした上で、「ドイツは安全な避難先として の地位を失いつつあるようであり、欧州債務危機の深刻度合いを浮き 彫りにしている。これは株式のようなリスク資産に対してのみ悪材料 となろう」と語った。

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