野村のCEOフォーラム、国内外の投資家最大に-バフェットに続け

野村ホールディングスが企業経営者 や投資家を集めて来週開催するフォーラムで、国内外から参加する機関 投資家の人数が過去最高になることが分かった。小泉純一郎元首相や米 国のエコノミストのヌリエル・ルービニ氏らが日本の未来やグローバル 経済の見通しなどについて話すスピーチも行う。

マンダリンオリエンタル東京で11月28日から12月2日までの5 日間にわたり開催する投資家会議(CEOフォーラム)には日本、アジ ア、米国、欧州から1600人の機関投資家が出席する予定で、初回の1999 年以来最多となる見込み。昨年は1300人だった。野村の池田肇広報部 長・マネジングディレクターがブルームバーグの取材に答えた。

史上最高値圏にある円高や欧州危機を背景に、グローバルな機関投 資家の間で日本株への悲観論も浮上する中、日本企業の最高経営責任者 (CEO)が企業価値について直接説明、投資家には質疑の機会も設け て評価に役立ててもらう。今週来日した米国の著名投資家のウォーレ ン・バフェット氏は日本株への関心を示している。

フォーラムには、企業側からは日本とアジアを中心に210の企業が 参加し、CEOら幹部が企業戦略などを説明する。招待者に配布された 資料によれば、日本電信電話(NTT)、コマツ、セブン&アイ・ホー ルディングス、国際石油開発帝石、富士フィルムホールディングスなど の社長や会長などの経営トップが出席を予定している。

バフェット氏、福島を訪れる

小泉元首相は「日本の歩むべき道」と題して28日に特別基調講演 を行う。29日には中国人民銀行の貨幣政策委員会のLi Daokui 氏が中国経済の展望について、ルービニ氏は30日に世界経済の見通し について話す予定だ。

ゴールドマン・サックスやバンク・オブ・アメリカ、シティグルー プなど外国銀行は3月の東日本大震災後、同様のフォーラムを開催し、 市場に影響を与え得る著名ゲストを招き国内外の投資家を集めた。こう した取り組みは投資家と企業をつなぎ、買収・合併(M&A)助言や株 式委託、引き受けなどのビジネスにつながる可能性がある。

バフェット氏は21日、投資先である超硬工具メーカーのタンガロ イが建設した福島県いわき市の新工場を訪問。「日本は先に進むことを 止めない国であるという認識を新たにした。日本の前進は確認できた。 投資に対する見方も変わらない」と述べ、モノ作り日本に対して引き続 き高い関心を示した。

--取材協力:伊藤小巻 Editor: Kazu Hirano Hideki Asai

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