スウェーデン財務相:ユーロ共同債に「懐疑的」-欧州危機緩和せず

スウェーデンのボリ財務相は、 ユーロ共同債の導入がユーロ圏の危機を緩和することはないだろう との認識を示した。欧州首脳はユーロ共同債を財政規律強化と組み 合わせる形で合意を目指している。

ボリ財務相は23日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビ ューで、「こうした提案に非常に懐疑的にならざるを得ない」と発言。 債務水準の高い国の住宅ローン保有者が支払う金利を低くすること で、どうやって問題を解決できるのか分からないと述べた。

欧州はユーロ共同債の提案に反対のドイツの立場に配慮しなが ら、南欧諸国の要求を満たす形でユーロ圏の資金調達の形式を見い だすのに苦慮している。1つの妥協策になる可能性があるのは「安 定債」で、欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会によ ると、安定債はユーロ圏にさらに厳格な財政規律を求めるものだ。

ボリ財務相は「恐らく、財政に関するより厳しい規則集が必要 になろう。ただ、それは国家レベルで行うべきものだ。EUが課す ものではない」と強調した。

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