復星国際、フォーカス・メディア株買い増し-買収金額に疑問指摘後

中国の複合企業、復星国際は、広 告会社フォーカス・メディア・ホールディングのADR(米国預託証 券)を買い増した。フォーカス・メディアのADRは、屋外広告資産 の価値を過大評価している可能性があると投資会社マディー・ウォー ターズが指摘したことを受け、下落していた。復星国際はフォーカス・ メディアの筆頭株主。

復星国際は23日に香港証券取引所への届け出で、フォーカス・メ ディアの60万2687ADRを1040万ドル(約8億円)で22日に購入 したことを明らかにした。復星国際のフォーカス・メディアへの出資 比率はこれで16.42%に上昇したという。

カーソン・ブロック氏率いるマディー・ウォーターズは21日のリ ポートで、フォーカス・メディアは広告用のテレビジョンスクリーン の数を約5割水増しするとともに、損失隠しのために企業買収で法外 な金額を支払った可能があると指摘した。リポートを受けて、同日の 米市場でフォーカス・メディアのADRは39%急落。フォーカス・メ ディアがこの指摘を全面的に否定し、同社のビジネスに関する誤解が こうしたリポートにつながったと説明したことで、22日にはADR価 格は反発した。

復星国際は23日の届け出で、「フォーカス・メディアの経営陣と 発展を信じている」と説明した。

ブロック氏には23日に電子メールでコメントを求めたが、今のと ころ応答は得られていない。

復星国際株は23日の香港市場で1.2%安の4.11香港ドルと、終 値ベースでは10月26日以来の安値。フォーカス・メディアのADR 購入に関する発表は取引終了後だった。

To contact the editor responsible for this story: Michael Tighe at mtighe4@bloomberg.net

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