MFグローバル:顧客資産の配分に慎重な管財人に理解-訴訟判事

MFグローバル・ホールディング スの証券部門であるMFグローバルの訴訟を担当する判事は、同社の 商品口座から行方が分からなくなっている資金の額が判明しない限り、 顧客資産からさらに多くの資金を分配することに管財人ジェームズ・ ギデンズ氏が「慎重な姿勢」を見せていることについて、「理解できる」 との立場を明らかにした。

米連邦破産裁判所のマーティン・グレン判事は23日の裁判所への 提出書類で、経営破綻したMFグローバルの顧客について、「非常に強 く主張し、有用な役割を果たした」としながらも、破産法が公平な資 産分配を求めているため、ギデンズ氏は資産の一部を留保していると 指摘した。

グレン判事は意見書の形で、商品顧客のグループが自らの利益を 図るために委員会を結成し、破産財団に訴訟費用を負担させる請求を 拒否した理由を説明。請求を認める法的権限がそもそもないとした上 で、権限があってもそうしない考えを示した。

ギデンズ氏は証券会社の事業整理を監督する米証券投資家保護公 社(SIPC)によって指名されており、顧客らは商品口座の資金を 分配する同氏の能力を疑問視している。ギデンズ氏の広報担当ケン ト・ジャレル氏によると、MFグローバルの口座のうち、商品口座数 約3万8000に対し、証券口座数は400にすぎない。

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