米グルーポン株、3日続落しIPO価格割り込む-上場以来初めて

共同購入クーポンサイト最大手、 米グルーポン株は米株式市場で3日続落し、新規株式公開(IPO) 価格を割り込んだ。IPO価格を下回ったのは4日の取引開始以来 初めて。

グルーポン株は23日、16%安の16.96ドルで終了。同社は3日 に3500万株を1株当たり20ドルで公開、米国でのインターネット 関連企業のIPOとしては2004年のグーグル以来最大規模だった。

同社株は先週末時点ではIPO価格比31%高となっていたが、 今週に入り続落。マーケティング費用の急増と同業のリビングソー シャル・ドット・コムなどとの競争により採算が圧迫されるとの懸 念が悪材料となった。欧州債務危機の深刻化の兆しも、同社の海外 事業が悪影響を受けるとの観測を強める結果となっている。

アクタラス・ファンズの創業者スティーブン・パターノット氏 はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「グルーポンに ついてはビジネスモデルや採算性、成長率に懐疑的な見方が多かっ たが、現在は世界経済が予測不能で非常に不安定な状況にあり、再 び安全への逃避が起きているのだと思う」と語った。

IPO後数日間は株価が上昇していたものの、ストックツイッ ツのハワード・リンゾン最高経営責任者(CEO)は投資家がここ にきて再考していると指摘し、「慌ただしい案件だったことは誰もが 知っている」と語った。

グルーポン株は現在IPO価格を15%、上場初日の4日の日中 に付けた最高値31.14ドルを46%、それぞれ下回っている。

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