英国債(23日):長期債続伸、利回り過去最低を更新-中銀議事録で

23日の英国債相場は3日続伸。 10年債と30年債の利回りは過去最低を記録した。イングランド銀 行(英中央銀行)がこの日公表した金融政策委員会(MPC)議事録 で、一部メンバーが量的緩和拡大が必要となるとの見解を示したこと が明らかになった。これを手掛かりに買い進まれた。

欧州債務危機の悪化懸念を背景に世界株安となったことも支援材 料。議事録によると、キング総裁以下9人から成るMPCは政策金利 を過去最低の0.5%に据え置き、資産買い取りプログラムの規模を 2750億ポンドに維持することを全会一致で決めた。

ダンスケ銀行のチーフアナリスト、ジョン・ハイデスコフ氏(ロ ンドン在勤)は、議事録の「トーンは極めてハト派的だった。英中銀 が追加刺激策を講じるのは当然だ。2012年1月に資産買い取り規模 が500億ポンド拡大されると見込んでいる」と語った。

ロンドン時間午後4時54分現在、10年債利回りは前日比4ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.14%。一時は

2.104%まで下げ、ブルームバーグがデータ集計を開始した1992 年以来の最低を付けた。同国債(表面利率3.75%、2021年9月償 還)価格はこの日、0.460上げ114.290。

30年債利回りは過去最低となる3.055%まで下げた後、6bp 低下の3.07%となった。

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