伊藤忠やKKR、米サムソン・インベストメント買収で合意-72億ドル

米プライベートエクイティ (PE、未公開株)投資会社KKRと伊藤忠商事を含む投資家グル ープは、同族経営の石油・天然ガス会社、米サムソン・インベスト メントの資産の大半を72億ドル(約5563億円)で買収すること で合意した。レバレッジド・バイアウト(LBO)としては今年最 大規模となる。

投資家グループの23日の発表によれば、サムソン・インベス トメントからメキシコ湾岸およびメキシコ湾深海の資産を除く保有 資産全てを買収する。メキシコ湾の資産はサムソン・インベストメ ントの創業一族が引き続き保有する。

ブルームバーグの集計によれば、今年発表されたPE会社によ る企業買収としては最大規模で、石油・ガス生産者の買収としては 過去最大規模となる。KKR率いるグループには伊藤忠のほかナチ ュラル・ガス・パートナーズやクレストビュー・パートナーズが参 加している。事情に詳しい関係者によれば、同グループは米JPモ ルガン・チェースなど金融会社11社から45億ドルを借り入れる。

発表によれば、サムソン・インベストメントは米国内で運営す る4000カ所を含め1万以上の油井やガス田の権益を持つ。保有地 に含まれるのは過去2年間で原油生産量がほぼ倍増したノースダコ タ州バッケンのほか、米北東部のパワーリバーやテキサス州とルイ ジアナ州のシェールガス田などがある。

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