米個人消費支出:10月は0.1%増に減速-所得は予想上回る伸び

10月の米個人消費支出は予想 を下回った。所得は7カ月ぶりの大幅な増加となったが、貯蓄や借金 の返済に回ったようで、経済で最大部分を占める個人消費の寄与度が 弱まる可能性を示唆した。

米商務省が発表した10月の個人消費支出(PCE)は前月比

0.1%増加と、前月の0.7%増から伸びが減速。ブルームバーグがま とめたエコノミスト予想(0.3%増)を下回った。個人所得は前月比

0.4%増。予想は0.3%増。

経済の約7割を占める個人消費が減速、今週から始まる年末商戦 に対する懸念を強めた。

JPモルガン・チェースの米国担当チーフエコノミスト、マイケ ル・フェロリ氏は「年末商戦は恐らくあまり芳しくない結果に終わる だろう」と予想。「大幅減の兆候はないが、個人消費が加速する様子も ない」と述べた。

賃金・給与は0.5%増加し、3月以来の大幅増となった。貯蓄率 は3.5%と、前月の3.3%から上昇した。

PCE価格指数は食品とエネルギーを除くコア価格指数が前年同 月比で1.7%上昇と、前月の1.6%上昇から伸びが加速した。前月 比では0.1%上昇し、市場予想に一致した。

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