ECBコンスタンシオ氏:ユーロ共同債は有益な準備資産となる公算

欧州中央銀行(ECB)のコ ンスタンシオ副総裁は23日、ユーロ共同債について、現状では「非現 実的な構想」にとどまっているものの、いずれ世界の通貨システムで 有益な資産となる公算があるとの見解を示した。

コンスタンシオ副総裁はロンドンで講演し、「米国は財政赤字と債 務を引き下げる必要がある」と指摘、それに失敗すれば、「米国債を世 界でほぼ排他的な準備資産として提供できなくなるだろう」と語った。

同副総裁はその上で、「こうした情勢を背景にユーロ資産の必要性 が高まる。ユーロ共同債が非現実的な構想とみなされているのは明ら かだが、世界経済の準備資産として有益となる可能性がある」と論じ た。

コンスタンシオ副総裁は、中国人民元について、「国際通貨として の役割を向上させる可能性は大きい」と指摘しながらも、「その時期を 予想するのは難しい」と語った。

「国際通貨システムはいずれ、中国通貨建ての資産を必要とする ことになろう。それは中国が交換可能通貨と変動相場制への移行を達 成し、国債市場が成長した時だ」と予想した。

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