ウッドフォード元社長が来日-解任後初、取締役会に出席へ

オリンパスの社長を解任されたマ イケル・ウッドフォード氏が23日、捜査当局の捜査に協力するため来 日した。解任後、来日するのは初めて。25日には同社の取締役会に出 席する。

ウッドフォード氏は午後4時ごろ成田国際空港に到着。到着口で数 十人の報道陣に囲まれ、「諸問題が調査され結論が出されるものと楽観 視している。オリンパス問題はまるでタコの足のように複雑に絡み合っ ている」と述べた。

東京地検や警視庁、証券取引等監視委員会の担当者と面会するほ か、都内での講演が予定されている。ブルームバーグの電話インタビュ ーに答えたウッドフォード氏は、多額のファイナンシャルアドバイザー (FA)報酬が絡んだ企業買収の会計処理について犯罪科学的な調査を 行うよう取締役会で要請する方針を示し、「事件の全容を公正かつ徹底 的に調査する必要がある」と強調した。

ウッドフォード氏は、10月14日に社長を解任されたが、「解職は 過去の企業買収を調査したため」と反発している。その後、発足した第 三者委員会が事実関係の調査を実施。その過程で、オリンパスが海外フ ァンドを使って、1990年代からの投資損失の計上を先送りし、企業買 収の費用で穴埋めしていたことが判明した。

オリンパスの株価は解任前日の10月13日終値は2482円だった が、11月11日には83%安となる424円まで下落した。22日の終値は 869円。

--取材協力:Chris Cooper Editors:Tetsuki Murotani,Kenshiro Okimoto,Masashi Hinoki

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