欧州株(23日):5日続落、ドイツ債入札で札割れ-英豪系リオが安い

23日の欧州株式相場は下落。 ストックス欧州600指数は5営業日続落となり、8月以降で最長の 下げ局面を迎えた。ドイツ政府がこの日実施した10年物国債入札が 札割れとなり、嫌気された。

世界2位の鉱山会社で英・オーストラリア系のリオ・ティントが 安い。豪下院が石炭と鉄鉱石事業の利益に課税する法案を可決したこ とが手掛かり。コンピューターサービスを手掛ける英・オランダ系の ロジカは4.2%値下がり。同社の投資判断をジェフリーズ・グルー プが引き下げた。フランス・ベルギー系金融機関デクシアは大幅高。

ストックス欧州600指数は前日比1.3%安の220.31で終了。 ここ5営業日で7.1%下げた。イタリアやスペイン、フランスの国 債利回りが上昇し、ギリシャに端を発した債務危機がユーロ圏の経済 規模の大きい国々に広がっているとの懸念が高まったためだ。

この日の独10年債入札では、募集60億ユーロ(約6200億円) に対し応札額は38億8900万ユーロと、発行予定上限を35%下回 った。ドイツ連邦銀行(中央銀行)の発表によれば、2022年1月償 還債は利回り1.98%で発行された。

エクサーヌBNPパリバのクロスセクター調査責任者、デービッ ド・フィンチ氏は「悪いニュースがまた増えた」と述べ、「ユーロ圏 で安定しているはずの国々にまで感染が広がっている。リスク回避が 加速している感じだ」と語った。

この日の西欧市場では、全18カ国で主要株価指数が下落しなか ったのは1カ国のみ。リオ・ティントは2.3%安の2985.5ペンス で終了。ロジカの終値は67.6ペンス。デクシアは13%高の0.269 ユーロ。ルクセンブルクのフリーデン財務相はこの日、同国部門を売 却した後に残るデクシアの資産への政府支援に関して、協議が「乗り 越えられない難題」に見舞われることはないと語っている。

-With assistance from Corinne Gretler in Zurich. Editors: Will Hadfield, Srinivasan Sivabalan

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ロンドン 蒲原桂子 Keiko Kambara +44-20-7330-7949 kkambara@bloomberg.net Editor: Akiko Nishimae 記事に関する記者への問い合わせ先: Adria Cimino in Paris at +33-1-5530-6297 or acimino1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Andrew Rummer at +44-20-7073-3722 or arummer@bloomberg.net

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