NY原油(22日):反発、新たなイラン制裁で地政学的リスクを意識

ニューヨーク原油先物相場は 反発。新たなイラン制裁とエジプト政情不安で原油供給に障害が生じ るとの観測が高まり、4営業日ぶりに上昇した。

イランの核開発プログラムに抗議し米英とカナダが追加的な制裁 措置を発動したことを受け、原油先物は買い進まれた。治安部隊とデ モ隊との衝突で死傷者が出たことを受け、内閣が総辞職したエジプト では、首都カイロのタハリール広場での抗議活動が5日目を迎えた。

ソシエテ・ジェネラルの石油市場リサーチ責任者のマイケル・ウ ィトナー氏は、「イランに新たな制裁が敷かれ、カイロでは再び暴動 の事態となっており、この市場に影響を与える地政学的リスクがあら ためて意識されている」と指摘。「地政学リスクは決して消えるこ とはなく、隅に押しやられていた。それが前面に戻ってきた」と続け た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物1月限は前日 比1.09ドル(1.12%)高の1バレル=98.01ドルで終了。この 日のレンジは96.55ドルから98.70ドル。

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