米FDIC:金融機関の純利益353億ドル、引当金減少で-7~9月

米連邦預金保険公社(FDI C)は22日、米国の金融機関が7-9月(第3四半期)に合計353 億ドル(約2兆7000億円)の純利益を上げたことを明らかにした。 貸倒引当金や純貸倒償却の減少が背景にある。

FDICが発表した四半期報告によれば、貸倒引当金が47%減 少したほか、貸倒償却も39.2%減った。貸倒引当金の減少は大手金 融機関で特に多く見られ、クレジットカード会社では大幅に減ったと している。

FDICのグルーエンバーグ総裁代行は発表資料で、「資産の質 の改善と引当金の減少を反映する形で利益の伸びが続いている」と指 摘。その上で、「低迷が続く不動産市場のほか、雇用や所得の伸びが 緩慢なことが引き続き信用の質へのリスクとなっている」と付け加え た。

発表によればまた、破綻のリスクが相対的に高いとFDICが判 断する「問題」銀行の数は21%減少し、844行となった。FDIC の預金保険基金は78億ドルと、4-6月(第2四半期)の39億ド ルから増加した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE