オリンパスの米顧問アクシーズ、SECなどの検査後に業務停止

米連邦捜査局(FBI)が捜査 対象としているオリンパスの企業買収で同社の顧問を務めた米証券会 社、Axes(アクシーズ)アメリカは、米監督当局が同社の帳簿の 検査を開始した直後の2008年3月に業務を停止していたことが、複 数の資料で分かった。

アクシーズ・アメリカはオリンパスによる08年の英ジャイラ ス・グループ買収に絡み06年からファイナンシャルアドバイザー (FA)を務めていた。オリンパスの取締役会向けに同買収内容を調 査したプライスウォーターハウスクーパース(PwC)は先月、6億 8700万ドルの報酬がアクシーズ・アメリカとケイマン諸島にあった関 連ファンド、アクサム・インベストメンツに支払われたと報告した。

オリンパスはその後、損失隠しのために多額の報酬を払ったこと を認めており、日本と米英の当局から捜査を受けている。

アクシーズ・アメリカは08年2月28日に米証券取引委員会(S EC)への提出書類で、同委が07年11月に帳簿と記録を検査し、米 金融取引業規制機構(FINRA)も08年1月に調査したことを明 らかにした。アクシーズはSECとFINRAの行動について「定期 的」なものであり「良好な結果を確信している」と説明していたが、 この情報を開示した6日後の08年3月5日にブローカー・ディーラ ーの登録を取り消したことがSECの記録に示されている。

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