NY金:3週間ぶり安値、1700ドル割れ-ドル上昇で代替需要が後退

ニューヨーク金先物相場は反 落。3週間ぶりの安値となった。ドルの上昇で代替投資先としての金 の需要が後退した。

ドルは主要通貨のバスケットに対して6週間ぶりの高値に上昇。 欧州や米国の債務懸念を背景に逃避需要が高まった。一方、株価下落 と為替市場の混乱を背景に、より高いリターンを求める動きから、金 に裏付けされた上場投資信託(ETF)の持ち高は過去最高水準に増 加している。

クオンティテーティブ・コモディティー・リサーチのオーナー、 ピーター・ファーティグ氏は電話インタビューで「ドルが堅調なため、 金にとってはマイナスだ」と指摘。「こうした水準では安値を狙った 買いが入る可能性もあるが、私は上方向より下方向になると見込んで いる」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 12月限は前営業日比2.7%安の1オンス=1678.60ドルで終了。 一時は1667.10ドルと、10月25日以来の安値を付ける場面もあっ た。終値で1700ドルを割り込むのは10月24日以来初めて。

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