NY銅:3%安の3.3195ドルで終了-米財政協議と欧州債務危機懸念で

21日のニューヨーク銅先物相場は一 時4週間ぶりの安値に下落。米議会の超党派委員会が財政赤字削減で合 意できないほか、欧州債務危機で同地域がリセッション(景気後退)に 突入するとの観測から売られた。

米民主党当局者は20日、米議会の超党派委員会が1兆2000億ドル (約92兆円)以上の財政赤字削減で合意できなかったと21日に発表する 見通しであることを明らかにした。

米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの金属調査担 当責任者、マイケル・ウィドマー氏(ロンドン在勤)は報告書で、「景 気に敏感なすべての金属で、相場への逆風が続いている」と指摘。「欧 州と米国の財政健全性への疑念が続いていることを考慮すると、逆風が 短期的に解消されることはないだろう」との見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物12月限終値は、前営業比3%安の1ポンド=3.3195ドルで終了。一 時3.2885ドルと、中心限月としては10月24日以来の安値を付けた。銅相 場は過去3週間で7.7%下げている。

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