米成長見通し上方修正、景気後退入りの公算小さい-NABE調査

エコノミストは企業の設備投資 や商業施設建設の伸びを理由に米国の2012年末までの経済成長率 見通しを引き上げたほか、再びリセッション(景気後退)入りする 可能性は極めて低いとみている。全米企業エコノミスト協会(NA BE)の調査で明らかになった。

NABEが21日発表した調査結果によると、今年の米国内総生 産(GDP)伸び率見通しは1.8%と、9月時点の予想1.7%を上回 った。米経済の来年の成長率は2.4%、個人消費の伸び率は2.1%と 予想された。

回答の約30%が失業率は「徐々に」低下するだけで、景気回復 は引き続き「緩やかなペース」が続くと予想した。リセッションに 再び陥るとの回答は、9月時点の13%から7.4%に低下した。

全米家電協会(CEA)のチーフエコノミストでNABE調査 のまとめ役であるショーン・デュブラバック氏は発表資料で、「比較 的控えめな成長見通しにもかかわらず、調査は米経済の2番底の確 率が依然低いと推定している」と指摘。「企業支出は引き続き極めて 前向きであり、住宅着工件数は昨年の底から改善を続ける見通しだ。 回答者は欧州債務問題を依然懸念している」と説明した。

同調査は今年10-12月(第4四半期)の米雇用者数の伸びが月 平均10万人となり、来年末までに同13万人に増えると予想した。 失業率は来年末までに8.7%まで低下するとみている。

調査は10月20日から11月2日に実施され、NABE会員企業 49社から回答を得た。

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