商品ETFの資産総額:アジアで3倍に増加か、5-7年で-S&P

商品に裏付けされた上場投資信託 (ETF)の資産がアジアで向こう5-7年間に約3倍に増加する可 能性があるとの見方を、S&Pインディシーズが示した。

ETFライセンシングの世界責任者、リード・ステッドマン氏は 17日、ソウルでのインタビューで、ETFの資産はアジア太平洋地域 で現在の約35億ドル(約2700億円)から約100億ドルに増加すると の見通しを示した。

ETFセキュリティーズの10月28日のリポートによると、金に 裏付けされた上場取引型金融商品(ETP)への資金流入がエネルギ ーと農産物関連のETPの資産の減少を上回ったため、商品ETPの 資産総額は7-9月(第3四半期)に過去最高の1782億ドルに達した。 株式のMSCIオールカントリー世界指数が過去2年間に1.5%低下 する一方、商品相場の指標となるS&P・GSCIスポット指数は 26%上昇している。

香港在勤のステッドマン氏は「商品ETFは他地域で伸びている ため、アジアでも増加する見通しだ。成長の余地があるのは間違いな い」と述べた。

ステッドマン氏はドイツ銀行のデータを引用し、アジアのETF 資産のうち商品が占める割合は3.6%で、欧州の19%、米国の10.4% を下回ると指摘した。

欧州の債務危機が続き通貨が下落する中、ブルームバーグのデー タによると、世界でETPを通じて保有されている金の量は8月18 日にピークの2330トンに達した。

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