ハンガリーは格下げ回避も、IMFとの合意目指す方針で-中銀当局者

ハンガリーは国際通貨基金(IM F)との合意を目指していると表明したことで、信用格付けのジャン ク級への引き下げは免れるもようだと、同国中央銀行の金融政策委員 会メンバー、フェレンツ・ゲルハルト氏が20日指摘した。

ゲルハルト氏はテレビ局ATVの番組で、IMFとの合意の可能 性に関する「発表があったこともあり、ハンガリー債がジャンク級に 格下げされる差し迫った脅威はないとみている」と語った。

ハンガリーは今週、IMF支援を拒む従来の方針を撤回し、IM Fとの合意を目指していると表明した。同国は大手格付け会社3社に よる格付けがすべて投資適格級の最低水準。通貨フォリントは対ユー ロで過去最安値を更新、国債利回りは急上昇し、格付け会社スタンダ ード・アンド・プアーズ(S&P)は今月、同国の格付けを投資不適 格級に引き下げる可能性があると発表していた。

ゲルハルト氏は、予想されるIMFとの合意でハンガリーの評価 は「変わる」と述べ、フォリントへの圧力緩和に向け市場の「好意」 を取り戻す必要があると指摘。「そのためにIMFとの合意が必要だ」 と強調した。

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