米ヘッジファンドの商品買い越し、7週間で最大の減少-需要減を懸念

ヘッジファンドによる商品相場上 昇を見込む買い越しが、過去7週間で最大の減少となった。欧州の債 務危機が世界の経済成長と原材料需要を抑制するとの見方が強まった ことが要因。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、資産運用 会社による米国の商品18銘柄の先物とオプションの買い越しは15日 終了週に10%減の75万4558枚と、9月27日終了週以降で最大の落 ち込みを示した。粗糖の買い越しは30%減と2008年12月以降で最大 の減少率を示し、銅相場下落を見込む売り越しは約2倍に増加した。

MSCIオールカントリー世界指数は先週5日続落と、8月以降 で最長の下落相場となり、世界の株式市場では2兆ドル(約154兆円) を超える時価総額が吹き飛んだ。

商品コンサルタント会社ロジック・アドバイザーズ(カリフォル ニア州)のマネジングディレクター、ロン・ローソン氏は「市場外の 要因がファンダメンタルズ(需給関係)を圧倒する環境にある」と指 摘。「不透明感が広がれば市場関係者は当然、売りに傾く」との見方を 示した。

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