ドイツ銀CEO:欧州には危機波及阻止で「ファイアウオール」必要

ドイツ銀行のヨゼフ・アッカー マン最高経営責任者(CEO)は、欧州には債務危機の波及を防止す る「ファイアウオール(防火壁)」が必要であり、救済基金の規模を 拡大すべきだとの見解を示した。

国際金融協会(IIF)の会長を務めるアッカーマン氏はアジア 開発銀行と世界経済研究院が20日にソウルで開いた会合で、「波及 に対応するファイアウオールが必要だ」と指摘。「欧州金融安定ファ シリティー(EFSF)の支援能力は増強されるべきだ」と述べ、1 兆-2兆ユーロに拡大すべきだと語った。

欧州債務危機の収拾に向けた各国首脳による包括的な取り組みで も成果が出ていないことから、フランスとドイツの間で欧州中央銀行 (ECB)の役割をめぐる議論が再燃している。フランスはECBを 危機の安全装置と位置付けるよう呼び掛けているが、メルケル独首相 は反発している。

バロワン仏財務相は11月16日、EFSFへの中央銀行の支援を 利用して「堅固なファイアウオールを持つことが、危機波及を回避す る最善策だ」と述べていた。アッカーマン氏は20日の発言の中で 「ファイアウオール」が何を意味するのかについて説明しなかった。

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