【ECB要人発言録】物価安定がECBの責務-ドラギ総裁

11月14日から20日までの欧州中 央銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の 氏名をクリックしてください)。

<11月18日> バイトマン独連銀総裁(フランクフルトで講演):危機封じ込めが成功 していないことは、中銀への負託を無理に拡大して危機解決の責任を 中銀に負わせることを正当化しない。公的債務や赤字の貨幣化はいか なる形においても、その経済的コストが利益をあまりにも明白に上回 るため、現在の状況を持続的に安定させる助けにはならない。

ドラギ総裁(フランクフルトで講演):物価安定が持続的な成長と雇用 創出、金融安定を支えるためにECBができる主たる貢献だ。信頼性 は一瞬で失われる。それを取り戻すには膨大な経済的、社会的コスト がかかることを歴史が示している。信頼があるということは、金融政 策によって中・長期のインフレ期待を抑えられることを意味する。E CBはこの貢献を、完璧な独立性の下で行っている。

<11月16日> メルシュ・ルクセンブルク中銀総裁(CNBCとのインタビューで): われわれが採用している一部の措置はその規模と時間は限られている。 金融政策の伝達機能向上を図る目的にのみ貢献する。

<11月15日> ノボトニー・オーストリア中銀総裁(国営テレビORFとのインタビ ューで)格付け会社が大きな影響力を持っていることは問題だ。その 判断が間違っていることがよくあるためだ。

<11月14日> バイトマン独連銀総裁(フランクフルトでの会議で講演):財政のニー ズに対して金融政策を併用することをやめなければならない。行動で きる唯一の信頼の置ける機関としてのECBへの圧力は、政府が危機 解決に失敗するたびに高まってきた。必要な措置を実施する緊急性を 後退させる。

前週の発言録はここをクリックしてください。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE