米景気先行指数:10月は予想上回る上昇、住宅着工許可などが寄与

米国の景気先行指数は10 月に前月比で予想以上に上昇した。

米民間調査機関コンファレンス・ボードが18日に発表した 10月の米景気先行指標総合指数(LEI)は前月比0.9%上昇し た。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値 は0.6%上昇だった。前月は0.1%上昇。

ドイチェ・バンク・セキュリティーズの米国担当チーフエコノ ミスト、ジョゼフ・ラボーニャ氏(ニューヨーク在勤)は「金融市 場ではネガティブなニュースが続いているが、景気は持ち直しつつ あるように見える」と述べ、「これは米国の粘り強さを示している。 財政の問題を短期の間でもある程度乗り越えれば、米国はカムバッ クできるかもしれない」と続けた。

10月のLEIは主要10項目のうち9項目がプラス寄与した。 特に住宅着工許可件数の増加や長短金利格差、製造業の週平均労働 時間の延長、さらに失業保険申請件数の減少が寄与した。

S&P500種株価指数の上昇もプラス寄与した。10月のS& P500種は月間ベースで11%上昇した。

一致指数は0.2%上昇した。同指数には、全米経済研究所 (NBER)が景気循環の判定に使用する雇用者数や個人所得、売 上高などが含まれる。9月は前月比変わらずだった。

遅行指数は0.6%上昇した。同指数には商工業貸し出し、雇用 期間、単位当たり労働コスト、在庫、消費者信用残高などが含まれ る。

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