イタリア、モンティ内閣を下院が最終承認-新政権が本格始動へ

イタリア下院は18日、モンテ ィ内閣を信任した。議会からの最終承認を得て、成長加速と債務削減 を政策目標に掲げる新政権が本格始動することになる。

630議席の下院は556対61で内閣を信任した。上院は17日に 同内閣を信任している。モンティ首相は18日、2013年に予定され ている総選挙まで政権が存続することを望むが、存続は政党の支持次 第だと述べた。

モンティ首相は議会で、「経済・社会・政治的危機は金融状況と 市場の機能不全が原因だと理解している。しかし、私は特にイタリア 国民に言いたい。まず最初になすべきなのは他者の責任として問題を 済ませるのをやめることだ」と語った。

新政権はまず、ベルルスコーニ前政権が議会通過させた財政措置 を実施することに重点を置く。2013年の財政収支均衡を目指すこの 措置を実行した後、新政権は固定資産税の再導入や抜本的税制改革、 年金規則の変更、大きな政府からの転換、労働法の改正などの課題に 取り組むとモンティ首相は前日に上院で述べていた。

同首相はこの日、バンカーや権力者の利害を代表しているとの一 部議員の批判は侮辱だとして強く反論した。

新首相は来週、フランスのサルコジ大統領およびドイツのメルケ ル首相と会談する。ブリュッセルを訪れ欧州連合(EU)のファンロ ンパイ大統領、欧州委員会のバローゾ委員長とも協議する。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE