メルケル首相とサルコジ大統領が熱いキスで仲直り?-ベネトンの広告

イタリア最大の衣料品メーカ ー、ベネトン・グループは、物議をかもすのが得意だ。

同社の新キャンペーンでは、「ローマ法王ベネディクト16世と エジプトのイスラム教スンニ派指導者タイーブ師」、「オバマ米大統 領と胡錦濤・中国国家主席」など対立するイメージの2人がキスして いる合成写真を使って「反・憎悪」のメッセージを伝えている。この 中に、フランスのサルコジ大統領とドイツのメルケル首相の組み合わ せもある。

このキャンペーンはローマ法王庁の不興を買い、法王の合成写真 は開始同日に取り下げられた。世間を驚かすのには役立ったが、売り 上げに結びつくかどうかは疑問だ。ブルームバーグ・ニュースがまと めた調査で、アナリストらはベネトンの年間売上高を2001年より少 ない20億6000万ユーロ(約2100億円)と予想している。01年 は21億ユーロだった。

米オバマ政権はこの広告についてベネトンに抗議したかどうかに ついてコメントを避けた。ドイツ政府のストライター報道官は18日、 メルケル首相はこの広告に対して「特に何も言っていないし、今後も ないだろう」と述べた。

ミラノに本拠を置く高級品専門コンサルティング会社、インター コーポレートの創業者、アルマンド・ブランキーニ氏は、キャンペー ンが売り上げにつながる公算は小さいものの、ベネトンにとって害に はならないと話している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE