香港株(終了):4日続落-中国の住宅価格下落と欧州懸念が響く

香港株式相場は4営業日続 落。中国主要都市の住宅価格下落が嫌気された。スペイン国債の利回 り上昇で欧州債務危機が域内の主要国に波及しつつあるとの懸念が高 まったことも響いた。

欧州危機拡大をめぐる懸念を背景に、欧州最大の銀行、英HS BCホールディングス(5 HK)は1.7%下落。香港に上場している 中国本土の不動産開発会社で最大手の中国海外発展(688 HK)は

5.2%安。同業のチャイナ・リソーシズランド(華潤置地、1109 HK)も値下がりした。中国の70都市中33都市で10月の新築住宅 価格が前月を下回ったことに加え、同国の銀行当局が銀行に対し不動 産会社への融資が不良債権化する可能性があると警告したことから売 られた。

17日の商品価格下落を受けて、中国最大の産銅会社、江西銅 業(358 HK)は2.8%下落。アルミニウム生産で最大手のチャル コ(中国アルミ、2600 HK)も安い

パイパー・ジャフレー・アジア・セキュリティーズのプリンシ パルセールストレーダー、アンドルー・サリバン氏は「投資家は資金 を守ることに重点を置いている」と指摘。「債務返済には長い時間が かかるため、欧州危機の迅速な解決はないだろう。株価は10月に付 けた安値を再び試す可能性がある」との見方を示した。

ハンセン指数は前日比326.24ポイント(1.7%)安の

18491.23と、10月21日以来の安値で終了。構成46銘柄中、値 下がりと値上がりの割合は約10対1。週間では3.4%下落し、こ れで3週続落。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比2.7%安 の9957.40。

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