アジア株:4日続落-中国の不良債権と欧州危機めぐる懸念で

18日のアジア株式相場は4 営業日続落。このままいけばMSCIアジア太平洋指数の終値は5 週間ぶり安値となりそうだ。中国の不動産セクターの不良債権をめ ぐる懸念が広がったほか、欧州債務危機が域内の主要国に波及しつ つあることを示す新たな証拠を手掛かりに売られた。

中国政府系の不動産開発会社、チャイナ・リソーシズランド (華潤置地)は4.5%安。中国の70都市中33都市で10月の新築 住宅価格が前月を下回ったことが響いた。スペイン国債の利回り上 昇で、欧州の銀行最大手、英HSBCホールディングスを中心に銀 行株が下落。原油と金属の値下がりを背景に、オーストラリアの鉱 山会社、BHPビリトンなどの景気敏感株も下げた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時8分現在、前日 比1.9%安の114.02。このままいけば終値は10月10日以来の安 値となる。構成銘柄中、値下がりと値上がりの割合は約6対1。今 週は2.8%下げており、これで3週続落となる。日経平均株価の終 値は前日比104円72銭(1.2%)安の8374円91銭。

コロニアル・ファースト・ステート・グローバル・アセット・ マネジメントの投資市場調査責任者、スティーブン・ハルマリック 氏(シドニー在勤)は「欧州への懸念は続いている。世界の市場は そこで何が起きているかについて非常に心配している」と述べた。

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