トヨタ社長:今の円高が続けば崩壊も、米国へシフトも考えられる

トヨタ自動車の豊田章男社長は米 ミシシッピ州工場のラインオフ式典に出席し、円高に見舞われた日本 の製造業について「いまのレベルの円高があまりにも続けば崩壊が始 まってしまうだろうと思っている」と述べ、トヨタの国内生産に関し て「相当、米国へのシフトも考えられるだろうと思う」と語った。

この発言のもようはフジニュースネットワーク(FNN)が報じ たほか、トヨタ広報担当の富田あみこ氏が発言内容を確認した。トヨ タはこれまで、円高の中でも国内生産300万台体制を維持する方針を 繰り返し表明してきた。

豊田社長は7日の自動車税制改革フォーラムの共同会見で、円高 に関して、海外に生産が移転すると再生は不可能とし、日本のものづ くりは空洞化でなく崩壊しかねないと懸念を表明した。

また、トヨタの小澤哲副社長は8日の決算会見で、国内生産300 万台体制を維持するため、中期的に輸出分を170万台から150万台へ 減らし、国内販売を強化するなどと述べていた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE