イタリア下院、18日にモンティ内閣信任投票-所信表明後に上院は可決

イタリアのモンティ首相は18 日、新政権発足に伴う下院での内閣信任投票に臨む。首相は17日の 所信表明演説で、ユーロ圏2番目の高水準にある債務負担を軽減し、 域内3番目の規模の同国経済の成長促進に取り組む考えを示した。

下院はローマ時間18日午後2時(日本時間同10時)から信任投 票を行う。17日に行われた上院(定数321)での内閣信任投票は賛成 281票、反対25票で可決された。下院(定数630)では、少なくとも 560票の賛成票を確保できる見通し。

モンティ首相は上院での午後の演説で、イタリアが1兆9000億 ユーロ(約197兆円)の債務を削減できるという投資家の信頼を回復 しなければならないと言明。「改革は経済成長への効果は緩やかでも 投資家の見通しには影響を及ぼすため、金利の低下に直ちに反映され る可能性があり、その結果、経済成長自体にプラスの効果をもたらす」 と述べた。

同首相によると、新政権はまず、2013年の財政収支均衡を目指し てベルルスコーニ前政権が議会通過させた財政措置を実施することに 重点を置く。その後、新政権は追加措置を講じ、一部固定資産税の再 導入や抜本的税制改革、年金規則の変更、大きな政府からの転換、労 働法の改正などの問題に取り組む方針。

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