欧州情勢は08年の信用危機より深刻、ギリシャ離脱を疑わず-GM首脳

欧州の債務危機は、世界的なリ セッション(景気後退)の引き金となった3年前の住宅バブル崩壊よ りも「はるかに深刻な状況」にあると米自動車メーカー、ゼネラル・ モーターズ(GM)のダン・アカーソン最高経営責任者(CEO)が 警告した。

アカーソンCEOは17日、デトロイト・エコノミック・クラブ で発言し、「2008年のリセッションは、不動産市場で主に顕著とな った信用バブルが引き起こした。政府は当時、状況を鋭く洞察した行 動を取ったが、今回の状況ははるかに深刻だ」と指摘した。

同CEOは、ギリシャのような一部諸国が最終的にユーロ圏を離 脱し、ユーロの破綻につながる可能性を予想するかとの質問に対し、 「それを疑うことはできない」と発言。「欧州はユーロを存続させる ために闘うだろうが、一部の国々は他の諸国よりも健全な状態にあり、 二重構造のシステムとなっても驚かない」と語った。

08年の住宅危機に伴う信用逼迫(ひっぱく)が米国の自動車販 売の落ち込みを招き、GMは09年に政府との事前調整の下で破産法 の適用申請を余儀なくされ、財務省を通じて公的資金も投入された。

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