米モリコープ:レアアース価格の下落、新規鉱山開発資金調達の障害に

中国国外では最大のレアアース (希土類)鉱山を保有する米モリコープは、レアアースの価格下落を受 け、新規の開発会社は事業資金の調達で困難に直面する可能性があると の見方を示した。

モリコープのマーク・スミス最高経営責任者(CEO)はインタビ ューで「現在の価格設定環境は、開発会社が販売契約を資金調達のため の担保として利用する助けにはならないだろう」と指摘した。

ブルームバーグ・インダストリーズのアナリストらによると、中国 の輸出が拡大し在庫が増加したことから、レアアース価格は今年のピー クから27%下落している。中国が2009年に輸出枠を削減したため価 格が高騰し、新事業を計画していた鉱山会社の株価も上昇した。

スミスCEOは「金融機関は、採掘会社が7月や8月時点の高値を 利用することを認めないと予想されるため債券市場は困難な状況に陥る だろう」と予想。投資家は「レアアース関連の投資機会に飛び付こうと しないとみられ」、株式を売却するのも難しいとの見通しを示した。

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