ブラジル株:ボベスパは6週間ぶり大幅安-欧州懸念と国内成長鈍化で

17日のブラジル株式相場は下落。 指標のボベスパ指数は6週間ぶりの大幅安となった。欧州債務危機が 世界経済の回復を妨げるとの懸念が強まったほか、ブラジルの経済活 動を示す指数が2年ぶりの低い伸びとなったことが響いた。

ブラジル石油公社(ペトロブラス)は2.7%、鉄鉱石生産ヴァー レは2.2%それぞれ下落。原油と商品相場安を嫌気した。両社はボベ スパ指数に占める比重が最も大きい2銘柄。住宅建設会社ガフィーザ は7%安。3日間の下落率は17%と、2008年11月以来で最大とな った。バンコ・サンタンデール・ブラジルは4.6%下落し、銀行株の 下げを主導。親会社であるスペインのサンタンデール銀行が、サンタ ンデール・ブラジルの株式10億ドル(約770億円)相当を売却する 可能性があると、ブラジルのイタウ・ウニバンコ・ホールディングの アナリストが指摘した。

ボベスパ指数は前日比2.7%安の56988.90で終了。先月3日以 来の大幅安となった。指数構成銘柄のうち下落が63銘柄、上昇は5 銘柄。通貨レアルは0.5%安の1ドル=1.7795レアル。

ネオ・ジェスタン・デ・レクルソスの運用担当者、アウグスト・ ランジェ氏は「欧州の債務問題が引き続き焦点になっている」と指摘。 「現在の市場に影響を与えているのはその問題だ」と述べた。

ブラジル中央銀行が発表した同国の9月の経済活動指数は、前年 同月比ベースで2年ぶりの低い伸びとなった。国内総生産(GDP) の目安となる同指数は前年同月比1.17%上昇と、ブルームバーグが アナリスト14人を対象に集計した予想中央値の1.25%上昇に届かな かった。

-- Editors: Richard Richtmyer, Marie-France Han

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 or Ywakabayash1@bloomberg.net Editor:Akiko Kobari 記事に関する記者への問い合わせ先: Alexander Cuadros in Sao Paulo at +55-11-3017-4804 or acuadros@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: David Papadopoulos at +1-212-617-5105 or papadopoulos@bloomberg.net

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