ギリシャ新政権、予算成立と債務交換に注力-債券保有者と協議開始

【記者:Maria Petrakis and Marcus Bensasson】

11月17日(ブルームバーグ):ギリシャのパパデモス首相は議会で の信任から一夜明けた17日、同国が経済破綻を回避し、国際金融支援 を受けるための主要な条件である来年度予算の成立と自発的な債務交 換の実現に注力する姿勢を示した。

ベニゼロス財務相は18日に2012年度予算案を議会に提出するの に先立ち、新内閣の承認を求める見通しだ。暫定政権は第2次支援の 一環である自発的な債務交換に関する債券保有者との協議も開始した。 同政権は議会の5政党のうち3党が支持する。

パパデモス首相の喫緊の課題は12月半ばまでに第1次支援の80 億ユーロ(約8300億円)の融資実行を実現すること。パパンドレウ前 首相が第2次支援に関する国民投票計画を表明し、市場を混乱させた ことを受け、ドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領は次 回融資実行を先送りしている。

バークレイズ・キャピタルのエコノミスト、ファビオ・フォイス 氏とアントニオ・ガルシアパスクアル氏は投資家向けリポートで、「融 資実行は主要2政党が追加財政措置をまとめられるかどうかにかかっ ている」と指摘。80億ユーロの融資実行で12年3月まで「十分な資金」 が確保できるとし、政府と金融機関が債務交換や詰めの協議を完了す ることも可能になるとの見方を示した。

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