NY原油(17日):急反落、100ドル割れ-欧州の債務懸念や米株安で

ニューヨーク原油先物相場は 急反落し、バレル当たり100ドルを割り込んだ。スペインやフラン スの国債利回りが上昇したことで、欧州の債務危機が広がっていると の懸念が強まった。米国株の下落も原油の売りにつながった。

スペインの借り入れコストはユーロ導入以来の高水準に上昇した ほか、フランスとドイツ国債の利回り差(スプレッド)は拡大した。 S&P500種株価指数が続落し、米株式市場は軟調。これを背景に、 原油は午後の取引で一段安の展開となった。

ESAIエナジーのプリンシパル、リック・ミュラー氏は「ユー ロの今後に対する不透明感が強く、それが欧州のリセッション(景気 後退)懸念につながっているのは確かだ」と指摘。「需給状況もそれ ほど強気ではない」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 日比3.77ドル(3.67%)安の1バレル=98.82ドルで終了。12 月限は18日が最終取引。実質中心限月となった1月限はこの日、

3.6%安の98.93ドル。

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