住宅差し押さえ:7-9月期は1年ぶり増加-未処理物件の手続き加速

米国の銀行が7-9月(第3 四半期)に差し押さえた住宅は1年ぶりに前期比で増加した。手続 きの不備で未処理だった物件の差し押さえが開始したのが背景だ。

全米抵当貸付銀行協会(MBA)が17日発表したリポートに よると、第3四半期に新たに差し押さえとなった物件は、住宅ロー ン全体の1.08%。前四半期の0.96%から増加した。銀行が内容 を把握せずに書類に署名する「ロボサイニング」と呼ばれる行為に ついて当局が調査を始めた2010年第3四半期以降、差し押さえ比 率は低下が続いていた。

複数の大手米銀は昨年末、大量の差し押さえ申請を処理する 間、一時的に差し押さえを中止した。IHSグローバル・インサイ トのエコノミスト、パトリック・ニューポート氏は、銀行が手続き を調査する間の一時的な中止で、差し押さえ全体の流れが滞ってい たと指摘した。

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