サンタンデール銀、ブラジル部門ADRを10億ドル相当売却も-イタウ

スペイン最大の銀行、サンタ ンデール銀行がブラジル部門サンタンデール・ブラジルの株式を10 億ドル(約770億円)相当売却する可能性があると、ブラジルの大 手銀イタウ・ウニバンコ・ホールディングが指摘した。

イタウのアナリスト、レジナ・ロンゴ・サンチェス氏は匿名のサ ンタンデールの幹部の話を引用し、同行がブラジル部門の株式

3.2%に相当する1億2100万の米国預託証券(ADR)を売却す るかもしれないとリポートに記した。サンタンデールは16日に届け 出た目論見書で、ブラジル部門の支配株主が最大3億1080万AD Rを売却できると説明した。

サンチェス氏は16日付のリポートで「主要株主に保有するAD Rをまもなく手放す意向がないのであれば、こうした目論見書を提出 するのは理にかなわない」とし、「この届け出はサンタンデール・ブ ラジルの株主が支配株主に関連するリスクにさらされているとの当社 の見方を裏付けるものだ」と続けた。

サンタンデールのウェブサイトによれば、同行はブラジル部門の 株式81.4%を保有している。同部門は2009年に新規株式公開 (IPO)を実施。その際にサンタンデールは一部株式を放出し、昨 年は転換社債を通じカタール・ホールディングに5%を売却した。マ ドリード在勤の広報担当者はコメントを控えた。

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